平成25年度―福島県視察

 弊財団では平成23年度以降、福祉助成にいて被災地地域における福祉施設への助成を重点的に行って参りました。
 被災地の福祉施設に対して今後どの様な支援が必要になってくるのか、放射能被害からの復興支援のあり方を探るため平成25年10月3日(木)、福島県楢葉町といわき市を視察して参りました。

楢葉町

楢葉町概況

福島第一原発から20km以南に位置する楢葉町は2013年10月現在全町避難の状況下にあり、町役場もいわき市に所在するいわき明星大学の大学会館内の出張所に移転しておられます。
2012年8月10日に警戒区域が解除され、帰町への第1工程としてインフラ復旧及び除染作業が進行中です。
町民の方々は宿泊はできないものの実家への往復が認められるようになり、これに対応して楢葉町でも旧町役場に日直を設置され、ご対応にあたられております。

→視察結果の詳細に関してはこちらを参照下さい。

いわき市視察概況

福島第一原発から30km以南のいわき市には障害福祉サービス事業所が33施設あり、県内215施設のうち15%が集中しています。
市役所を訪問し、福祉政策に関してお話を伺ってきました。