はじめに

前川報恩会では、環境親和型の技術立国を支えるべく広く研究助成を行うと共に、既存の枠組みを超え新たな知見・見識の発掘に取り組もうとする研究者様を支援致します。とりわけ、これから研究者としての実績を積み上げんとする若手の研究者様を支援すべく、萌芽的な基礎研究やフィージビリティスタディ等も支援致します。 scientific_guidance

募集要項

募集要項(平成29年度学術研究助成)

1.助成対象となる研究

環境配慮型のエネルギー利用・開発又は食料生産・流通の改善に資する研究

    下記キーワードが含まれると望ましいが、上記のテーマに合致する研究課題を広く募集する。

    ①再生可能エネルギー関連技術 (太陽光、太陽熱、地熱、風力、バイオマス、水力等)
    ②環境保全技術、地球温暖化防止技術
    ③エネルギー変換・貯蔵・輸送技術 (廃熱回収、冷却システム、ヒートポンプ等)
    ④農業の工業化 (植物工場、省力化、鮮度保持、長期保存等)

2.申請期間

平成29年9月1日~平成29年9月30日

3.申請方法

インターネット回線を利用し、当財団ホームページの「助成事業登録フォーム」に必要事項及び申請内容の概略を記入した上で、下記書類と共に送信する。

①申請書 (当財団ホームページ上から書式をダウンロードし、PDFに変換すること)
②業績論文(申請テーマに関する業績論文が望ましいが、該当物無しの場合は主要業績論文でも可)

4.助成金額

助成総額1,900万円(一件あたりの目安:50万円~300万円)

5.助成期間

助成金交付日~平成30年12月末日

6.申請資格

下記の要件を全て満たす者とする。
(1).大学法人または、研究開発法人等の公的な研究機関に所属する研究者。
※若手研究者に対する助成に注力するため、ポストドクター及び研究生も助成対象に含める。
(2).研究者代表として申請内容に関する学会発表又は論文投稿を行う予定の者。

7.助成対象となる費用

当財団の助成金は、申請する研究の遂行に必要不可欠な費用に対してのみ使用すること。
詳細については「助成金取扱規則」を参照すること。(別表1に該当する費用の申請は、選考の対象外とする)

8.助成対象者の義務等

(1).助成金取扱規則の遵守 (※必須)
(2).研究成果報告書及び収支報告書の提出 (※必須)

助成事業ページ」内の様式に従い、必要事項を記入の上、PDFへ変換して提出すること。

・提出機関
平成31年1月1日~平成31年1月20日(助成期間終了後1ヶ月)

(3).成果の発表及び発表論文の提出(※必須)

助成を受けた研究についてはその成果を社会に広く還元するため、学会発表を原則とする。
この発表時には、当財団の助成金との関連性を明確にするため、謝辞を明記すること。。
(なお、平成30年12月31日時点において未発表の場合には、1頁目に発表予定年月・学会名・概要を記した発表草稿を提出し、発表後には本稿を提出すること)

助成事業報告会への出席(※当財団からの打診があった場合)

平成29年度助成事業報告会(平成31年5月頃、東京都内)への出席。
 (なお、指定する会場への旅費往復分に関しては、当財団が負担する)

(5).訪問受入(※当財団からの打診があった場合)

当財団の今後の助成事業の発展のため、資格要件及び研究内容に関して研究室を訪問させていただく場合には、これの受け入れ。。

※1 (2)の研究成果報告書(収支報告書は除く)、(4)事業報告会での様子及び(5)の訪問結果は、当財団のホームページで公開する。
なお、(3)で提出頂いた論文に関しても当財団ホームページで公開させていただく予定だが、
公開時期や著作権等の問題がある場合には、申し出により公開を差し控える。

※2 未使用の助成金がある場合や、事前の届け出無しに申請時の使途と大きく異なる支出を行った場合、報告書の提出義務等に違反した場合には、助成金の一部、または全額返還を求めることがある。
申請に際しては、「助成金取扱規則」を熟読の上、助成金受領後も同規則を遵守すること。

9.選考手続

募集:平成29年9月1日~平成29年9月30日

選考:平成29年11月中

承認:平成29年12月中の理事会

交付:理事会における承認後、速やかに交付する。

10.その他

  申請内容に変更があった場合は、助成事業ページから登録データを修正すること。なお、採否の理由についての照会には回答いたしかねるので、この旨了承のこと。